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42/HOT100 Louie Louie/ROCKIN’ ROBIN ROBERTS

RRRoberts
Louie Louie/ROCKIN’ ROBIN ROBERTS(Etiquette 1)1961

PRRaiders
[Louie Louie/PAUL REVERE & THE RAIDERS(Columbia 4-42814)1963]

sonicsboom
[Boom/THE SONICS(Etiquette ETALB 027)1966]

bluecomets
[This Is Young Beat/JACKEY YOSHIKAWA AND HIS BLUE COMETS(CBS YS 10008 JC)1967]


オリジナルのRICHARD BERRY AND THE PHARAOHSヴァージョンもやさぐれた味わいのチンピラ系ドゥワップで大好きですが、ここはやはりROCKIN’ ROBIN ROBERTS WITH THE WAILERSのヴァージョンをとりあげましょう。タコマのバンド、LITTLE BILL AND THE BLUE NOTESのヴォーカリストだったROCKIN’ ROBIN ROBERTSは1959年8月、「Tall Cool One」を全米36位に送り込んでいたTHE WAILERSに加入、スリフト・ショップで買ったRICHARD BERRYのシングルから「Louie Louie」をレパートリーにしており、THE WAILERSで演奏できるようバンド・サウンドにアレンジし直しました。イントロのサックスに続く明快なギター・リフと間奏の前のハイトーン・ヴォイスの 'OK, let's give it to 'em right now' に続くリード・ギターからリフに戻るところはまさにバンド・サウンドの醍醐味で、ROCKIN’ ROBIN ROBERTS と THE WAILERSならではの快アレンジといえるでしょう。THE WAILERSのKENT MORRILL、BUCK ORMSBY、ROCKIN’ ROBIN ROBERTSは「Louie Louie」を発売するため急いでエチケット・レーベルを作ります。というのも、LITTLE BILL AND THE BLUE NOTESも同時期の1960年秋に「Louie Louie」を録音していたからなのですが、THE BLUE NOTESヴァージョンはTHE PHARAOHSヴァージョンに近づけようとしており、斬新さはなくヒットもしませんでした。ROCKIN’ ROBIN ROBERTSヴァージョンはB面の「Maryann」ともどもクールな出来でノースウエスト地域で1位となり、地域のバンドの定番曲となります。1963年4月に録音されたポートランドのTHE KINGSMENのヴァージョンはこのヴァージョンを基に、いかにもガレージ的な音、性急な演奏、乱暴なドラミング、あまりはっきりしないヴォーカルに、リード・ギターの後ヴォーカルが入るところを間違えてやめてるようなところや、やけくそのようなエンディングの'let's go!'など、粗雑な勢いをパックしたグレートなバンド・ドキュメントで、耳にしたティーンに「これだったら俺にもできんじゃん」と思わせ、「バカ騒ぎがしたくなる気分」やら「どうも猥褻な歌詞らしい」とやらを蔓延させて全米2位となります。一方、ROCKIN’ ROBIN ROBERTSヴァージョンにダンス・バンドとしてのハードなビート感とグルーヴを注入したのが、やはり1963年4月にTHE KINGSMENと同じスタジオで録音されたPAUL REVERE AND THE RAIDERSヴァージョン。これも大好きです。そして1966年、エチケット・レーベルからリリースされたソリッドなビートとハードでノイジーなギターが強烈なTHE SONICSヴァージョンですが、これはROCKIN’ ROBIN ROBERTSヴァージョンのクールネスをある意味、正当的に受け継いだヴァージョンとも思えます。THE SONICSのセカンド・アルバム 「Boom」ノートン再発盤のライナーに、「THE WAILERSの『Louie Louie』は完璧だったが、その無能なコピーのTHE KINGSMENヴァージョンがヒットしたのに驚いた。あのくだらないヴァージョンのせいでおれたちはTHE KINGSMENを軽蔑してた。」とのANDY PARYPAの発言がありますから、エチケット/THE SONICSサイドとしては誇りを持ってTHE KINGSMENヴァージョンとはまったく似つかないハードなアレンジにしたのでしょう。同じノースウエストとはいえR&Bに早くからアプローチしていたTHE WAILERSの音楽的な姿勢とTHE KINGSMENの体育会系バカ騒ぎパーティ・サウンド路線では隔たりがあったはずです。僕はどっちも大好きですが「The Fabulous Wailers At The Castle」と「The Kingsmen In Person Featuring louie,Louie」どっちをとるかと言われればやはりTHE WAILERSです。当時、全米のキッズがこぞって演奏した『Louie Louie』は日本ではヒットしなかったようで、ブルー・コメッツが録音しているくらいしか思い出せません。アルバム「これぞヤング・ビート」に収録されたヴァージョンはTHE RAIDERSのヴァージョンが基になっていて、なかなかタイトでカッコいい演奏です。
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