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THE COLLECTORS T SHIRTS

THE COLLECTORS T SHIRTS

collectorsT2


THE COLLECTORS古市コータロー氏プロデュースのTシャツ用イラストレーションです。モッド・モンスターですね。ホワイト・ボディにブラック・プリント/オレンジ・ボディにダークブラウン・プリント/グレー・ボディにダークグリーンの3種類が発売されました。

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| ILLUSTRATION | 23:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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39/HOT100 Let Her Dance/THE BOBBY FULLER FOUR

letherdance
Let Her Dance/THE BOBBY FULLER FOUR(Mustang 3006)1965

KRLA
[KRLA King Of The Wheels/THE BOBBY FULLER FOUR(Mustang M900)1965]

shetrinity
[He Fought The Law/SHE TRINITY(Columbia DB 7874)1966]


わずか23歳で殺されてしまった悲劇のロックンローラーBOBBY FULLER。KICKS MAGAZINE #6の記事がきっかけとなりその才能と偉大さに触れ、オールタイムで敬愛するアーチストの一人ですが、好きな1曲を挙げるとすればこの「Let Her Dance」でしょうか。「Surf Beat」みたいなリフで始まるエルパソでの自主録音「Keep On Dancing」が原曲で、これはこれでいいのですが、ちょっとテンポを落とした「Let Her Dance」の極度のエコー・サウンドと高揚感には痺れます。BOBBY FULLERはBUDDY HOLLYのサウンドそのものを求めていてエコーをかけたりするのを嫌がったそうですが、プロデューサー/レーベル・オーナーのBOB KEANEが最先端の8トラック・ボードを駆使してたっぷりとエコーをかけ、RANDY FULLERがスタジオで何気なく叩いていたコーラ瓶の音もエコーをかけて全面に取り入れ、このテックス・メックス・フィールのサウンドが完成しました。BOBBYはまったく気に入らなかったそうです。「Let Her Dance」は1965年6月にラスベガスKENOで24位、ロサンゼルスKHJで23位になっていますが、最も力のあるロサンゼルスKRLAではチャート・インしておらず、BOB KEANEのコネを使ってタイアップ・アルバム「KRLA King Of The Wheels」が作られることになります。とってつけたようなホットロッド便乗ものですが素晴らしい内容で大好きなアルバムです。「Let Her Dance/Another Sad And Lonely Night」のシングルはMustang 3006のすぐ後Liberty 55812でも出ていて、再度Mustang 3012としてリリースされ、LP「KRLA King Of The Wheels」にもLP「I Fought The Law」にも入ってるし、みんな同じなのでそんなになくてもいいんですが、シングルはやはり音圧が高くエコーの彼方に連れていかれます。ちなみに「I Fought The Law」のカヴァーで気に入っているのはイギリスのオール・ガール・グループ、SHE TRINITYのカヴァー「He Fought The Law」です。

| 60S GARAGE HOT 100 | 14:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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VINCENT RADIO 14 PLAYLIST

VINCENT RADIO 14 メキシカン・ロック特集いかがでしたでしょうか?知識不足でまたいい加減なことを言ってました。すいません。メキシコ盤は発売年が書いてないからわかんないんだよなー。メキシカン・60S・ガレージの最初のコンピは「BLUE DEMON'S MEXICAN ROCK AND ROLL FAVORITES」だと思うけど、bluedemon
これはTHE PHANTOM SURFERSのMICHAEL LUCASの編集で写真の右がMICHAEL、真ん中はMICHAELのお母さんだそうな。左は誰だっけ?隣の家の奴とか言ってたような.....このLPからメキシカン・ガレージに興味を持ってMICHAELからレコードを買ったりしたんですが、何つうか、退屈なのも多いんでねー、くじけました。さすがにELECTRO HARMONIXの再発は内容が吟味されてていいです。後半はLOS RIZLAZのエル・ボラーチョ氏をお迎えしての80分、LOS RIZLAZのネタ音源解説で非常にタメになりました。オブスキュアなシングルまでほんとに詳しいからなー。途中からエル・ボラーチョ氏に替わり登場したGO FROM TOKYO、BASHのコンピレーションCDありがとうございましたー!!!! これはGO FROM TOKYO所有のシングルからの盤起こし、素晴らしい内容です!!!!早く60Sものも出して欲しい!!!!!

bashCD
Hungry For Rockin/V.A. Vol.1~4(Vivid)

ではプレイリスト
1.LOS SONAMBULOS/Grandes Bolas de Fuego (1957)
2.LOS LOCOS DEL RITOMO/Morelia(1958)
3.LOS LOCOS DEL RITOMO/Polvora(1958)
4.LOS HOOLIGANS/Pitagoras(1964?)
5.LOS SINNERS/Rebelde Radioactivo(Soundtrack from「Simon Of The Desert」(1965))
6.LOS LOCOS DEL RITOMO/Voy Voy Voy(1964)
7.SURFER'S DE LOS CAMPEONES/Checkered Flag(1962?)
8.JAVIER BATIZ AND THE FAMOUS FINKS/California Sun(1964)
9.LOS LOCOS DEL RITOMO/Las Mellizas(1964)
10.LOS YAKI/De Dia Y De Noche(1965)
11.LOS MONJES/Batman(1967)
12.LOS OVNIS/El Ovni(1967?) 
13.LOS YAKI/Diablo Con Vestido Azul Y La Plaga(1967?)


14. LOS RIZLAZ / Here Comes El Rockin' Jellybean (2010)
15. LOS RIZLAZ/Let's Booze It (2010)
17. LOS CRAZY KINGS/Shaggy Dog(195?)
18. THE SABRES/My Hot Mama(1959?)
19. RITCHIE VALENCE/Let's Rockn' Roll(1959)
20. LOS RIZLAZ/La Bamba (2010)
21. EDDIE COCHRAN/Completely Sweet(1957)
22. MEL DORSEY/Little Lil(1958)
23. LOS RIZLAZ/Stand By(2010)

24. SONNY FISHER/I Can't Lose(1955)
25. THE DAZZLERS/Somethin' Baby(1958)

次回1月30日(かな?)にもVINCENT RADIOに参加決定!!!ありがとうございます!!!

| DJ | 09:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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38/HOT100 Last Time Around/THE DEL-VETTS

lasttimearound
Last Time Around/THE DEL-VETTS(Dunwitch 125)1966

icallmybabySTP
[I Call My Baby STP/THE DEL-VETTS(Dunwitch 142)1966]

prideandjoy
[If You're Ready/THE PRIDE AND JOY(Dunwich 152)1967]


THE SHADOWS OF THE KNIGHT、THE LITTLE BOY BLUESと並ぶシカゴ・シーンの重要バンド、THE DEL-VETTS。1963年に結成され、ホットロッド・インスト「Ram Charger」のシングルをリリース後ダンウィッチ・レーベルと契約します。最初のシングルはTHE YARDBIRDSの「Mr. You're A Better Man Than I」のJEFF BECKのギター・フレーズをリードギターに流用したリフも強力な「Last Time Around」でした。「Last Time Around」はシカゴWLSで26位のヒット、フロリダWLOFでも10位となり、続くSTP モーターオイルとのタイアップ・ナンバー「I Call My Baby STP」は期待を込めてスリーヴとステッカー付でリリースされます。ちょっとソウリッシュなホットロッド・ナンバーでスリーヴもカッコよく個人的には大好きな曲なのですが、ステッカーの効果もなくヒットはしませんでした。STP以外にもBRACHのチョコレート・チェリーのジングルがあるらしいのですが、ぜひ聴いてみたいです。THE DEL-VETTS は THE PRIDE AND JOYとバンド名を変え、「If You’re Ready/Girl」をリリース。ポップな「Girl」はシカゴWLSで28位となりますが、「Last Time Around」路線の「If You’re Ready」はヒットしませんでした。第二のTHE MONKEESを狙った映画出演の話でPRIDE AND JOYはロサンゼルスに行き、DICK CLARK プロダクション制作の映画「Somebody Help Me」の撮影とレコーディングをおこないますが、途中で中止となり録音も映像も破棄されてしまいます。ロサンゼルスのアクタ・レーベルからポップ路線の最後のシングル「We Got A Long Way To Go」をリリースしますが、残念ながら第二のTHE MONKEESとなることもなく自作曲を作れなかった多くのガレージ・バンドと同じように1967年を乗り切ることができませんでした。

| 60S GARAGE HOT 100 | 00:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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37/HOT100 Justine/THE RANGERS

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Justine/THE RANGERS(Challenge 59239)1964

snowmen
[Ski Storm/THE SNOW MEN(Challenge 59227)1963]

sunrays
[Andrea/THE SUNRAYS(Tower T5017)1965]


「Justin’」は黒人デュオDON & DEWEY、1958年作の人気曲ですが、このTHE RANGERSのカヴァーはハイスピードでワイルドな演奏がなかなかイカしてます。THE RANGERSはカリフォルニア、パシフィックパリセーズのバンドで、もともとTHE RENEGADESの名前で活動、(「Geronimo」のRENEGADESとは別バンド)THE RENEGADE FIVE名義でシングルをリリース後、 KIM FOWLEYのプロデュースのもと、63年暮れにTHE SNOWMEN名義で「Ski Storm Part 1/Part 2」、THE RANGERS名義で「Snow Skiing/Mogul Monster」というサーフならぬスキーものインストのシングルをリリースしています。いずれも勢いあまったワイルドな演奏がカッコいい曲でしたがまったくヒットせず、THE RANGERS2枚目のシングルがこの「Justin’」、やはりまったく売れませんでした。翌65年にTHE RIGHTEOUS BROTHERSのヴァージョンが85位になっていますから早すぎたのかもしれません。しかしバンドはライヴを見たTHE BEACH BOYSのCARL WILSONに気に入られ、親父兼マネージャーであるMURRAY WILSONのオーディションを受けて契約、キャピトルのA&Rマンのアイデアでいかにもガレージ・バンドな名前のTHE RENEGADESから THE SUNRAYSへと改名します。といっても、ヴォーカル/リード・ギターのEDDY MEDORAのインタビューを読むとTHE RANGERS、THE SNOWMENのレコーディング・メンバーとTHE SUNRAYSはドラム、サイドギター、ベースが違うようで、いかにもガレージなTHE RANGERSとTHE SUNRAYSの大きな差は荒いリフを刻むサイド・ギターとワイルドなドラミングに由来するのかもしれません。もっともTHE SUNRAYSのレコードではGLEN CAMPBELL、CAROL KAYE、HAL BLAINEが演奏しているのでガレージ色はまったく無くて当然なのですが、ガレージ・ロックンロール好きとしてはKIM FOWLEY のバッタもんセンスの企画でメンバーのパンキッシュな演奏を引き出すという偉大さに感動してしまいます。THE SUNRAYS は65年「I Live For The Sun」を全米51位、66年「Andrea」を全米41位に送り込み、コーラス主体のソフト・ロック・バンドとしての道を歩みます。

| 60S GARAGE HOT 100 | 00:15 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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