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60s Girl Sounds Disc Guide

60sGSDG
60s Girl Sounds Disc Guide発売!!

グラフィック社より「60’sガール・サウンズ・ディスク・ガイド」が発売されました!! 「60’sガレージ・ディスク・ガイド」「50’s 60’sワイルド・ロックンロール・ディスク・ガイド」に続くディスク・ガイドで、アメリカの60年代ガール・グループス/ガール・シンガーに絞ったセレクションです。監修はエディ・ウガタ氏。載っている7インチはすべてウガタ氏のコレクションです。あ、2枚くらい三富さんのもあるか。 (おっと、その後の調査で7インチはジェームスくん、湯浅さん、三富さんからの提供がけっこうありました。失礼しました!!! 訂正しますね。) 巻頭の日本盤7インチも全部ウガタ・コレクションです。ウガタさんはすでにガールもののコレクションをたくさんお持ちだったんで監修をお願いしたんですが、この3か月くらいでメチャメチャ7インチ買い足して普通じゃないですね。こんなにレコード買う人、あまり見たことないです。著者紹介の秒速5枚買いはあながち作りではないですね。あと写真が欲しい、と言ってシート・ミュージックも買ってました。P120のドナ・ローレンのサイン入り写真も本人からご購入されたそうです。レコードはつくづく合法ドラッグの一種だと...

そんなウガタさん監修なので、スペクター、モータウンなどメジャーなアーチストもまんべんなく載ってますが、どマイナー歌手の充実ぶりが凄いです。ミス・キャシー・ブラッシャーやマーメイズのほうがシャングリラスより扱いが大きいです。最初タミーズも2ページ扱いにしようとしてました。A to Zの項にマイナーなアーチストがゾロゾロ載ってますからぜひチェックしてみてください。僕もエンジェルズ、アネット、レスリー・ゴア(合掌)、ナンシー・シナトラ、シャングリラスなどと、Part 3のUKビート・カヴァーの元ネタ、そしてマイナーどころ満載のサーファー・ガールズ、ビートルズ・ノベルティ、アンサー・ソングの項のレビューを書かせていただきました。他にナイトビート・レコードのジェームスくん、そして萩原健太氏湯浅学氏が執筆しております。

60年代ガールズものの場合、基本的にプロデューサーが歌の上手い女の子に自分、あるいはソングライターが書いた曲を歌わせてヒットを狙う、というパターンがほとんどで、1、2枚しかシングルを出していないようなヒットしなかった歌手は何のインフォもない場合が多いです。今回もインフォを調べてて、YouTubeに「これ、俺のばあちゃん。若いころスティーヴィー・ワンダーと同じステージに立ったらしい。」なんて書き込んでる奴はいるものの、それに反応する奴もいないような、お前はどこの誰なんだ!と叫びたくなるようなケースが多かったです。ガレージ・バンドは4人くらいいるから「これ俺の親父。ドラム叩いてた。」「マジ?俺の隣に住んでたおっさん、ベースだったらしいぜ。」「このバンド、地元のクラブでよく見たわ。バーズの前座もやってたわ。」「それ行った。」「俺、2代目ギタリストだぜ。」などと盛り上がってだいぶインフォがわかるケースが多いですが、一人は弱いなー。グループでも実態がない(実際にライヴをやっていない)のが多そうです。ニューヨークのグループはけっこう誰かのバックで歌ったりしてるけど、ロスは実態不明が多いですね。また、プロデューサーがセッション・シンガーに歌わせて適当な名前で出す、というのも多いです。こちらはシンガーがソングライターだったりアレンジャーだったりと繋がりで見えてくるものも多いので面白いです。基本的にヒット狙いだから、ノー・ヒットでもいいモノは多いです。プロダクションがちょっと貧乏くさいとか楽曲がなんかの真似とかありますが、そこがまた自分的にはイイですね。

というわけで、また表紙イラストも描いております。「60’sガレージ・ディスク・ガイド」「50’s 60’sワイルド・ロックンロール・ディスク・ガイド」に続いてぜひお買い求めくださいね。この3冊で君も60sロックンロール・マスターだ!! 例によってほとんどYouTubeで聴けます。凄い世の中だ。

60'Sガール・サウンズ・ディスク・ガイド /エディ・ウガタ 監修
グラフィック社 2,592円(税込)

<目次>
2 JAPANESE PRESSING 45'S 日本盤シングル・ギャラリー
8 INTRODUCTION

12 PART 1: ガール・サウンズの立役者たち KEY PLAYERS OF GIRL SOUNDS
14 BRILL BUILDING ブリル・ビルディング
16 PHIL SPECTOR フィル・スペクター
18 THE BLOSSUMS ザ・ブロッサムズ
22 BRIAN WILSON ブライアン・ウィルソン
24 MOTOWN モータウン

26 PART 2: ガール・サウンズA TO Z GIRL SOUNDS A TO Z
30 THE ANGELS ジ・エンジェルズ
32 ANNETTE アネット
47 THE CHIFFONS ザ・シフォンズ
51 THE COOKIES ザ・クッキーズ
68 THE IKETTES ジ・アイケッツ
79 LESLEY GORE レスリー・ゴーア
88 MISS CATHY BRASHER ミス・キャシー・ブラッシャー
90 THE MURMAIDS ザ・マーメイズ
93 NANCY SINATRA ナンシー・シナトラ
95 THE ORLONS ジ・オーロンズ
103 THE RONETTES ザ・ロネッツ
106 THE SHANGRI-LAS ザ・シャングリラス

120 PART 3: テーマごとのガール・サウンズ VARIOUS THEMES OF GIRL SOUNDS
122 SURFER GIRL サーファー・ガール
128 BEAT COVER UKビートへの影響
131 BEATLES NOVELTY ビートルズ・ノヴェルティ
134 ANSWER SONG アンサー・ソング
138 COMPILATIONS コンピレーション紹介
140 INDEX

<執筆>
エディ・ウガタ/JAMES/ジミー益子/萩原健太/湯浅 学


そしてディスクユニオンさんではまた特典付販売が!!!

■■ ディスクユニオン オリジナル特典 1 ■■
本作をご予約/お買い上げのお客様に、先着で “ 特製MIX CDR ” を差し上げます。

60sGirlMix
MIXED BY CATMOM SALLY
プロフィール:
60s Girls Popをバックボーンに50s~60sの様々な音楽を好む7インチPlayer。
Vintage MusicイベントHIDDEN CHARMSをはじめ札幌を中心に活動中。
好きなのは猫とレコードとワンピースそして音楽に繋がるエトセトラ。

■■ ディスクユニオン オリジナル特典 2 ■■
本作をご予約/お買い上げのお客様に、先着で “ 7"スリーヴ2枚セット ” を差し上げます。

※ジミー益子氏によるイラストをあしらった7"サイズ・スリーヴ
※それぞれ一枚のペラ・ジャケ仕様
※裏面にはRONETTES、SHANGRI-LASのディスコグラフィー掲載
RP
SP
ぜひお買い求めください!!!
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| ILLUSTRATION | 19:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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WILD ROCK 'N' ROLL DISC GUIDE PARTY

wildR&Rflyer1
wildR&Rflyer2

いよいよ店頭販売もはじまっております「ワイルド・ロックンロール・ディスク・ガイド 50’S 60’S」です。あらためて自分でいうのもナンですが、50S、60Sのロックンロールが好きな人に読んで欲しいと思って作ったディスク・ガイドです。ぜひ店頭でご覧になってください!!!!!
そして、発売記念イベントも企画されております!!!

ロックンロール、ブラック・ロッカー、サーフ、ロカビリー、TTシェイカーなどなど、ティーンの衝動を刻み込んだ音盤の数々を聴きまくり、踊りまくるスペシャル・ナイト!!
迎えるゲストは前回に引き続いて「下北ナイトトレイン」主宰、関口弘先生!更に「SOFT,HELL!」のお二人、キングジョー&KAZZMAN両氏!そして今回新たにロカビリー・シーンを代表して「THE BASH」「WILD & FRANTIC」のシェフDJを務めるGO FROM TOKYO氏、続編タイトル監修中のエディ・ウガタ氏が参戦致します!
今回もあえてライヴアクト無し、45回転のレコードだけで終電まで楽しんでください!

11月23日(日)
新宿 BE-WAVE B1F

http://be-wave.co.jp/shinjyuku/soundwave/
OPEN : 18:00-LAST
CHARGE : 1,000円
※ご来場のお客様はお店にドリンクオーダーください。
※再入場可/出入り自由

■DJs
ジミー益子
関口弘
GO FROM TOKYO
エディ・ウガタ
KAZZY WHEELMAN
キングジョー

というわけでナイトビート・レコードのJAMES氏は海外買い付け中ということで本当に残念ながら未参加なんですが、愛情あふれるライナーを書いてくださったライターの方々とキングジョー氏が参加。楽しいパーティにしたいと思っております。ぜひ遊びにおいでくださいね!!!!!!
おっと、11月17日JAMES氏の参加も決定いたしました。このイベント用CDRのプレゼントもありますので、ぜひおいでください!!!!!

| DJ | 10:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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HALLOWEEN BALL 2014

14HB

14.10.30 (Thu) BACK FROM THE GRAVE PRESENTS
" HALLOWEEN BALL 2014 " 10/30 to 11/1 3days PARTY 前夜祭

「Cutie and The Monster」

BURLESQUE :Nikita Bitch Project
Pin Up Girl :Winny
BAND :THE RUMBLERS / Nelmareoff
DJ :Daddy-O-Nov / Mr.Death / GO FROM TOKYO / NICO / The Antoinette
SHOP :BAPS JAPON / JUN 153cm / ANIS / SUGERMOON /
JACKS / LOOKEY DOOKEY / witch craft / PSYCHO APPAREL
OPEN / START 17:30
ADV ¥2300 (+1drink) / DOOR ¥2800 (+1drink)※ハロウィンナイスドな服装の方は300YEN OFF
※当日の半券で31,11/1日の入場料が500YEN OFF

14.10.31 (Fri) BACK FROM THE GRAVE PRESENTS
" HALLOWEEN BALL 2014 " 10/30 to 11/1 3days PARTY


THE SWINGIN' NECKBREAKERS ( FROM TRENTON NEW JERSEY ) /
ROCKET TO MEMPHIS (FROM PERTH AUSTRALLIA ) with THE BEEHIVES /
ABJECTS (FROM LONDON UK) / JACKIE & THE CEDRICS / TEXACO LEATHERMAN /
THE GREAT MONGOOSE / GASOLINE / SATURNS / TOKYO CRAMPS /
LOS RIZLAZ / GOGGLE-A / YOUNG PARISIAN / VIVIAN BOYS / SIX / THEEE BAT /
Noise A Go Go's / イライザロイヤル & ザ・総括リンチ / macrochord / THE SWAMPS /
STOMPIN' RIFFRAFFS / DREXEL / THE PRINGLES / BOBBY'S BAR /
KOZOONY & THE RHYTHM KINGS / THE LEATHER GIRLS / THE 傷 /
ザ・ハイマーツ / TOKO BLACK / THE FADEAWAYS / MELViNS
BURLESQUE: Coco Lectric(from Austin TX USA)
DJ:Jimmy Mashiko / Mr.DEATH / Daddy-O-Nov / Wild OX(EROSTIKA) /
Nemoto de Chobeaullet / Ryo The Dynamite
SHOP :BAPS JAPON / JUN 153cm / ANIS / SUGERMOON / JACKS /
LOOKEY DOOKEY / ATTRACTION
OPEN / START 17:00
ADV ¥3500 (+1drink) / DOOR ¥4000 (+1drink)
10/31 & 11/1 2DAYS ADV ¥6000 (各日+1drink)


14.11.01 (Sat) BACK FROM THE GRAVE PRESENTS
" HALLOWEEN BALL 2014 " 10/30 to 11/1 3days PARTY


THE SWINGIN' NECKBREAKERS ( from TRENTON NEW JERSEY ) /
Black Mekon ( from BIRMINGHAM UK ) /
GUITAR WOLF / FIRESTARTER with FINK (The Raydios ) /
JET BOYS / SUPERSNAZZ / The TITANS / RANGSTEEN /
環七スピードキャッツ / THE LET'S GO'S / SUNSETT /
VOLUME OUT / HATEMAN / BABY IT'S YOU / THE ノウ
DJ:Jimmy Mashiko / Mr.DEATH / Daddy-O-Nov
SHOP :BAPS JAPON / JUN 153cm / ANIS /
SUGERMOON / JACKS / LOOKEY DOOKEY
OPEN / START 16:00
ADV ¥3500 (+1drink) / DOOR ¥4000 (+1drink)
10/31 & 11/1 2DAYS ADV ¥6000 (各日+1drink)


恒例のハロウィンボール!!!今年はFEVERで開催。しかも3日間です。
2日目、3日目にDJで出演します。ぜひお越しくださいね!!!!!

| DJ | 16:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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WILD ROCK 'N' ROLL DISC GUIDE 50'S 60'S

ワイルド・ロックンロール・ディスク・ガイド 50'S 60'S

wildR&Rdiscguide

いよいよワイルド・ロックンロール・ディスク・ガイドが11月中旬にグラフィック社から発売されます。60Sガレージ・ディスク・ガイドの続編となるガイドブックです。僕自身、アメリカン60Sガレージの前史としてというだけでなく、サーフ/ホット・ロッドや正体不明のダンス・ナンバー、そしてロカビリー/ホワイト・ロッカーやもちろんブラック・ロッカー/R&Bなども大好きなのですが、なかなかマイナーなディスクになると知るすべがありませんでした。たとえば、クラブに遊びに来ているロカビリー・ファンやガレージ・ファンの間ではスカーレッツの「Stampede」はみんなが知っている人気の曲です。クレストンズ「She’s A Bad Motorcycle」もそうですね。でもスカーレッツの「Stampede」が載っているレコードのガイドブックはあまりありません。それはそうです。全く当時はヒットしていないし有名になったメンバーもいないマイナーなバンドです。そんなわけで、今、クラブで聴いて思わずブースを覗きにいってしまうような正体不明だけどワイルドでカッコいいロックンロールのレコードを集めた本があったらいいなと思ってました。ずっとブースのそばにいて「これなんすか?」って1曲ごと訊かれてたらDJの人も大変ですからね。そんなことをしないですむ本を作りたかったのです。もちろん歴史を作った名曲があります。伝説を生み出した天才ミュージシャンがいます。だけどボンクラなミュージシャンでも最高にカッコいいロックンロールを作り出す一瞬はあるし、それがたまたま録音されたという奇跡はあるのです。無尽蔵とも思える1950年代~60年代中期のレコードから再発見されたマイナーだけど凄いロックンロールをいろいろ知りたいと思ってこの本を監修しました。
選曲/レビューをお願いしたのはナイトビート・レコードのオーナーで「オーサカ・ツイスト・アンド・シャウト」主催のジェームス氏、ロンドンのレコード・ホップで長くDJを務め、ケブ・ダージ氏にロカビリーを教え、現在、東京の「ザ・バッシュ」主催のゴー・フロム・トーキョー氏、マリアーノ兄弟のカラー・リプロのコレクターでもあるウナガミ氏、DJニコ氏によるチーム・ゴーイング・ストロング、60Sガレージ・ディスク・ガイドにもコラムを書いていただいた札幌の「ヒドゥン・チャームス」主催のカズマン氏、世界で数本の指に入るサーフ/ホットロッド・レコード・コレクター、エディ・ウガタ氏、そして、コラムにこのジャンルでは知識、コレクションともにNO.1、フラットホップ・レコードの関口弘氏。それぞれR&Bやロカビリーといったジャンルわけにこだわらず、50S、60Sという時代の音源でワイルドでエキサイティングなシングル盤を探してきた人たちです。そしてこれらのワイルドな音源の発掘の先駆者であり、現在も世界をリードし続けるノートン・レコードビリー・ミラーミリアム・リンナのお二人のインタビューも掲載。それから、デザインは大原大次郎さんです。
心に残らないような物凄くくだらない歌詞、ティーンのあり余るエネルギーを暴力的に注ぎ込んだ演奏、無目的にハイテンションなノリだけで作られたこれらの「ロックンロール」は、さびしいときに励ましてくれたり、大切なひとに感謝の気持ちをあらわしたりなんてことは全くありません。つまらない日常をブッ飛ばすエネルギーとパワーが無目的に渦巻いているヤバい音楽です。バカ騒ぎのエネルギーは時代を超えて聴くものを昂揚させ覚醒させます。そういうのこそ「ロックンロール」っていうんじゃないのかな?

ぜひご一読くださいね!!!!!
ジミー益子

| ILLUSTRATION | 15:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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60sガレージ・ディスク・ガイド発売!!

60s garage disc guide

グラフィック社「60S ガレージ・ディスク・ガイド」ついに発売です。去年の6月頃、グラフィック社の三富仁さんに話をいただいて9月頃からとりかかり1月中にはゲラ出しという予定で進んでましたが大幅に遅れましたね。それでもなんとか予定の発行日に間に合いましたが、もうホントにギリギリでした。入稿直前、三富さんも大変だったと思いますが、デザイナーの大原大二郎さんにホントに申し訳なかったです。大原大二郎さんは常盤響さんと馬場正道くんの「アジアのレコード・デザイン」のブック・デザインをされてて、直接教えてないけど元予備校の生徒だったし、ぜひデザインをお願いしたいと思ってお願いしたら、2013年日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の新人賞を受賞されました。というわけでまずデザインが素晴らしい仕上がりです!!! 大原さん、三ッ間さん、ありがとうございます!!!

内容は60sガレージ・コレクター、夏目和久くんの膨大なコレクションをベースに僕と関口弘くんのディスクをプラスし、加えてUSのBFTG系激レア盤を山根伸行さん、USとUKのレア盤をエディ・ウガタさん、UKのレア盤をモーリーさん、和物のレア盤を鈴木やすしさんにお借りして、僕と夏目くんで770枚レビューいたしました。快くレア盤の画像をご提供くださった皆様、ありがとうございます!!!

関口弘くんのマッド・マイクのコラム、キングジョーのキザなやつ列伝、カズマン兄貴のガレージ・ソウル 20選とコラムも充実です!!! 坂本慎太郎氏インタビューも面白いです!! 僕はただ相槌うってるだけなのでインタビューとも言えないですが。ちなみに坂本さんがサーフを聴くきっかけになったのはTHE HARF TRIVEのLP「Only Startin’」だそうです。

レビューですが、ヨーロッパ、オーストラリア、サウス・アフリカ、アジア、サウス・アメリカあたりは夏目くんの強力な追加買いもあってだいぶ網羅できたんじゃないかと思います。夏目くんの場合、相当削ってこの量なんでかなり厳選されてます。このレビューの影にはただの工夫のないカヴァーやねむいオリジナル曲がどれだけあることか。東欧60sガレージ、コンプリート7インチ10ページ(そんなないか)でも出来ますが、それだと誰が買うんだ、みたいな本になるよなやっぱり。
で、さすがにUSもののシングルは入手が難しいのものが多かったです。ロサンゼルスだとTHE BEES、SONS OF ADAM、THE HUMAN EXPRESSION、テキサスだとLARRY AND THE BLUENOTES、デトロイトのTHE PLEASURE SEEKERSなんかは入れたかったですがお金もないしモノもない。リプロは凄い勢いで出てますがそれはなしってことだったんで、勘弁してください。何でアレが載ってねえんだよ、とかコレ載せるんだったらまずアッチだろう、とかご不満もございますでしょうが、ひとつ今回はこんなところで何とぞお許しくださいますようお願い申し上げます。ニューヨークのTHE TWILITERS「Rollerland」、ニュージャージーのRALPH NIELSEN & THE CHANCELLORS「Scream」は62年だから無理に入れなくてもよかったなー。まだ続編の64年以前のロックンロール・ガイド・ブックを作るのが決定してなかったんで入れたんだけど、ギリギリで入手したTHE TEEMATES「Movin’ Out」と「Ritual」のTHE MODSに差し替えればよかったかな、などとちょっと思ってます。
あと悩んだのはUKものですね。ガレージとしてどこまで取り上げるか?マージー・ビートのマイナー・バンドはガレージなのか?CYRIL DAVIS「Country Line Special」は素晴らしいがガレージではないのか?レア盤が多すぎ、などと頭が痛くなって、まあブリティッシュ・ビートの本じゃないからさらっと流そうということにして、6ページに収めました。一応アルバムはUK盤以外で選んで、むしろヨーロッパのほうが受けてたバンド、みたいなムードを出したつもりですね。その道のオーソリティ、小松崎健郎さんのディスク・ガイド・シリーズ「ブリティッシュ・ビート」のフリークビート・ガレージの項目に入ってたバンドはだいたい取り上げさせていただきましたが、LES FLEUR DE LYSはSHARON TANDYで許してもらうとしてKOOBAS、THE PREACHERS、THE TROGGSは入らなかったですね。THE TROGGSは僕のなかではかなりメジャーなグループというイメージだからか完全に忘れてました。
基本的になんらかのコンピレーションに収録されているものを選んだのでまったく未知のディスクはないですね。聴こうと思えばほとんどyou-tubeで聴けます。
ぜひ、ご覧になって(といっても3月10日時点でどこの本屋にも売ってないんですが今週末くらいには多少は出回ると思います!!)お買い求めくださいませ。

ディスク・ユニオン様では
先着で、ディスクユニオン・オリジナル 『特製アジアン・ガレージMIX CD-R』 プレゼント。
ガレージ好きのみならず、現在レコード・マニアの注目を集めているインドネシアやシンガポールなどのガレージから厳選したキラーを23曲収録!
そして
★ディスクユニオン限定Tシャツ付セットも発売!
●ジミー益子 / 60'Sガレージ・ディスク・ガイド ≪Tシャツ付≫ 国内書籍+Tシャツ 3,360円 【特典:MIX CDR】
■限定100セット ■サイズ:S、M、L
ジミー益子による激クールなイラストをフィーチャーした好事家激マストなTシャツ付のセットを100枚限定で販売します。

60s garageCDR


そして
タワーレコード様では
タワーレコード渋谷店特典、ジミー益子描き下ろしポスター&缶バッジ プレゼント!!

poster


さて、今週末はバック・フロム・ザ・グレイヴ・リターンズです!!!
3月14日(金)
Back From The Grave Returns presents
"BAT IS BACK from The BATSVILLE"

THEEE BAT
TEXACO LEATHERMAN
THE GREAT MONGOOSE
96粒の泪
SOUTA & BLITZ ATTACK BOYS
MELVINS
Winstons
Ric Zeppeli & The Heartbreakers
"ケイジロンソン(YOUNG PARISIAN)ブローノ(The Shallows)オマオ(ex Jim Jams)リック(Loulou Lily Loved)

DJ
Jimmy Mashiko
Mr.Death
Daddy-O-Nov
gust DJ
WILD OX
Fumie (London)

Venue UFO CLUB
open / start 22:00adv 1500+D door 2000+D*23:00までに入場の方は前売料金になります

そして、「60S ガレージ・ディスク・ガイド」もUFO CLUB限定の特典付で限定10部、販売いたします!! 

| DJ | 17:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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